日々、会社で仕事をしていると色々なことが起きますよね?
自分もルート営業の仕事をしているので、お客様から日々色々なことを言われます。
仕事してきて何年か経つと、何でもかんでも上司に報連相して指示を仰ぐわけにもいかなくなってきますよね。
自分自身で気づいていくことが大事で、解決策や予防策を考えることが求められるのです。
そこで大事になるのが「何を上司に報告連絡相談していくのか?という判断基準」です。
会社員をやっている限り、絶対に上司との連携が必要になります。連携できていないと、
勝手に何やってんだよ!俺聞いてねーぞ!
というパターンになったりします。かといって報連相ばかりしていると
そんなことより大事なことあるだろ!自分で考えろ!
というパターンになります。自分も何度も、この両パターンを行ったり来たりしてきました。
自分が悩み抜いて考えた、”報連相すべきかどうか判断するフローチャート”を紹介します!
報連相に悩みを抱える方の一つの参考になれば幸いです。
・入社3年以上経過し、仕事をある程度任されるようになってきた方
・上司との関係に悩んでいる方
・年齢が30代になり”中堅社員”と呼ばれる立ち位置だが、仕事に不安を抱えている方
報連相フローチャート
自分が判断基準としている報連相フローチャートは以下の通りです。
一つ一つ事例を交えて解説していきます。
Step1.最悪のケースを考える
事案が発生した際、まずは最悪のケースを考えてみます。
最悪の場合とは、顧客からクレームや返品要求などをされることなどです。
Step2.自分一人で解決できるかどうか考える
次のステップでは、自分一人で解決できるかどうか、考えてみます。
今の段階で自分で動けば解決できるかどうか?などが大事になります。
Step3.緊急か、緊急でないか?
最後のステップでは緊急か、緊急でないかを判断します。
3つの事例で考えてみる
実際に3つ、自分が実際に体験した事例をもとに考えてみます。
事例1:納品したばかりの高額商材が故障して使用できなくなった。
最悪の場合、お客様から返品交換を要求されるかもしれない・・・!(Step1)
そしたら自分ではどうしようもない。(Step2)
上司に電話して報告しよう。(Step3)
もしもし、○○が故障したようでして、今すぐ状況確認に伺います。
状況わかり次第、報告させてください。
緊急事案と判断した際は、即刻電話します。つながらないならショートメールや社内チャットを使用してもいいでしょう。
文章で伝えるのか、口頭で伝えるのか、状況に応じて使い分けることも意識します。
事例2:見積書の金額を打ち間違えたことに、請求する時になって気付いた。
最悪の場合、お客様からクレームが入って金額違いを指摘されるかもしれない・・・!(Step1)
・・・でもよく考えたら、金額も小さいし、信頼関係もできているお客様だから、 誠心誠意お詫びして何とかするしかない・・・。(Step2)
今すぐお伺いしてこよう。
私は金額がそこまで大きくない打ち間違いならであれば、
自分で何とかできると判断し一存で誠心誠意お詫びする選択をします。
訪問してお詫びするのか、電話でお詫びするのかは状況に応じて判断します。
後述しますが、この選択をした際は、絶対に自分だけで何とかする覚悟を決めましょう。
事例3:お客様との大事な打合せが入り、自分だけだと不安が残る。
最悪の場合、間違ったことを伝えてしまうと一大事になってしまう・・・!(Step1)
自分だけでは不安だから先輩や上司に同行をお願いしよう。(Step2)
日にちも余裕あるし、いま上司も忙しいだろうから、
あした対面で会った時に相談しよう。(Step3)
緊急でない場合は、相談される側の上司のことも考えて、対面で相談するという判断をします。
思考判断のコツ
フローチャートを順を追って紹介しましたが、判断するコツを紹介します。
考えすぎない、自分の直感を信じる
考えすぎても、時間が過ぎて事態が悪化するばかりです。
自分を信じて直感で行動することも大事です。
報告しないなら、絶対に自分で解決させる
報告せず自分で解決すると判断した際には、絶対に炎上させず自分で解決させる覚悟が必要です。
(事例2のパターンが該当します。)
逆に炎上させない自信が持てないときは、自分で解決させる判断をしてはいけません。
結果、判断を間違えたら、次に活かす
判断を間違えて、万が一自分だけで解決できなかったりした場合は、必ず何が悪かったか反省して次に活かしましょう。
同じことを繰り返さない対策が必要です。
最後に
報連相をした際は、必ず進捗報告する
上司は部下から聞いたことはずっと気になっています。
”あの件どうなった?”と聞かれてしまう前に必ず自分から進捗を報告しましょう。
上司に報連相して突っぱねられてしまったら?
自分側の下準備が悪いと突っぱねられます。
次回の記事で解説します。
それでも人間関係に悩むなら転職しよう
自分の中の限りを尽くしてもダメなことがあります。
30代にもなると、自分の人生設計と現職に相違が出てくることもあるでしょう。
思い切って転職を決意することも大事です。今の時代、決して逃げではありません。
あなたが抱える仕事の不安や悩みを解決する糸口になれば幸いです!!
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